気が付けば、5月ももう半分が終わろうとしている。
引越しの荷物を送り出し、
数日後には新しい部屋で荷物を受け取った。
部屋を整えていく。
それだけのことなのに、
この2週間は、とても濃い時間だった。
荷物を送り出した日、
本当に「命の恩人」と言える友人が、
韓国料理のお店に連れて行ってくれた。
「疲れているでしょ」
そう言って、
温泉に入れるホテルまで予約してくれていた。
彼女は、私たち親子が
家を飛び出し、行き場がなくなった時も、
嫌な顔ひとつせず、
2週間以上自宅に泊めてくれた人。
その時だけではなく、
今でも変わらず気にかけてくれる。
野菜たっぷりの、
丁寧であたたかいご飯を作ってくれる人。
何度、救われたかわからない。
してもらうばかりで、
もどかしく感じることばかり
この土地での最後の夜。
街の夜景を見ながら温泉に入り、
久しぶりに、深く眠ることができた



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